こんにちは。
新入社員のRです。
我が家は子供の物などネットショッピングで購入することが多く、配送業のスタッフさんにとてもお世話になっています。
コロナ禍の影響によりネットショッピングの需要が増加している反面、配送スタッフの慢性的な人員不足に悩まされています。
慢性的な人員不足は流通業だけではなく、食材加工業や農業、漁業、酪農など様々な分野で人材不足が懸念されています。
慢性的な人材不足とフードテック
2023年の出生率は過去最少といわれており、少子高齢化問題が深刻になっています。
この問題が深刻化すると、慢性的な人員不足もさらに悩まされることになります。
そこで、フードテックの技術を活用することによりこの問題は解消されると期待されています。
農業では、ドローンや衛星画像、センサー技術を利用し土地の利用効率がアップすることにより、肥料や水を適切な量を与え収穫量を増やすことができます。自動トラクターや収獲機などを導入することにより労働力不足を補い、作業の負担を軽減させることも可能となります。
漁業ではセンサーなどを用いた養殖管理システムが導入され、魚の成長状況や水質をリアルタイムで監視することができ、環境に配慮した効率的な養殖を行うことが可能となります。AIによるデータ分析を活用し漁獲効率向上と過剰漁獲を防ぐこともできるといわれています。
酪農では乳牛の健康状態などを自動で分析し、飼育管理を効率化することができたり、ロボットによる自動搾乳システムで作業効率化と労働環境の改善が進むことが期待されています。
配送業では、自動運転車やドローンを使用した配送システムにより、配送の迅速化とコスト削減に繋がります。また、AIが物流の管理をすることで配送ルートや在庫管理が最適化されます。
このようにフードテックの技術は、様々な業界において生産性を向上させ、環境の負担を減少させることが可能となります。この技術が普及することで商品の価格安定や品質の向上といったメリットも期待できます。
色々とご紹介してきましたが、自動運転車やドローンなどまだ身近に浸透していないものばかりでイメージが難しい方もいらっしゃると思います。
私たちの生活で1番身近な存在は、飲食店に導入されている、食事をテーブルまで自動で運んでくれる『配膳ロボット』かなと思います。
彼ら配膳ロボットも、飲食店の人手不足の解消や効率的なサービス提供が目的で導入されています。
我が家がよく利用するお店でも導入されていて、子供が初めて出会ったときは怖がっていましたが、今では待機中のロボットに声をかけるくらい気に入っているようです。
みなさんも飲食店に行かれた際には配膳ロボットや調理ロボットなど、フードテックを活用したロボットを探してみてくださいね♪
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